リスペクトには、少数ではあるが、教師としての業務はなく専門職として採用されたメンバーがいる。彼は、そんな数少ないメンバーのうちの一人だ。専門領域はデザイン。教育という接点のなかった彼は、どうしてリスペクトと出会ったのだろうか。

「もともと先輩の繋がりで社長のことは知っていましたが、初めて会ってから半年後くらい、デザインの人材が不足しているということで、お呼ばれして働くことになりました。ちょうどこの時、学校の単位申請を忘れて半期の間何もすることがなくなり絶望していたところだったので、代表にナイスタイミングで拾われたという感じです。」

その先輩というのは、リスペクト創設当時に携わっていた卒業生で、現在はプロデザイナーとして活躍しているという。

「リスペクト出身でプロのデザイナーになった先輩は『デザインのノウハウはすべてリスペクトで経験した』と言っていました。OBにそういう人がいるということは、自分も頑張り次第ではプロレベルまでスキルを高めることができるということです。実際、デザインを作るところからデータの管理、発注まで全部自分で手掛けるので、将来デザイナーの仕事をするための修行はここでできていると感じます。」

 

また、教育事業の業務には直接携わっていないが、リスペクトが大切にする「教育に対するアツい思い」には共感しているという。

「代表やメンバーのアツい思いに惹かれたというのも、ここに入った動機です。この会社を本気で応援したい、協力していきたいという思いは、家庭教師やラボ教師のメンバーにも負けません。」

デザイン業務は、その大部分が時給ではなく出来高制。報酬は案件ベースで、ビラやポスターなど制作物ごとに制作費を調整する。金額の設定も、自身の意思を以って担当者と相談して決めていく。

「ビラの納期が迫っている中、あまり積極的に仕事が出来ない時期がありました。その結果、短い期間で何枚ものビラを手掛けることになってしまい、非常に苦しい思いをしました。その期間、リスペクトのメンバーも別の仕事があるなか遅くまで残ってビラの制作過程を応援してくれて…そもそもぼくの納期意識が低かったことや普段怠惰な生活をしていることが原因だったのですが…(苦笑)それを改善しなければ周りの人に迷惑がかかってしまうということを実感しました。」

 

納期との戦い、いわゆる「デスマーチ」も経験しつつ、それでもリスペクト以外でも積極的に活動を続けている。

「ぼくはリスペクト以外にも、部活の部長、また飲食店でのバイトもしています。それぞれに自分の目標があるのでやっているのですが、もちろんタイミングによってはどれかに偏るときもあります。そういったとき、代表は「どれかに集中する時はしろ」という姿勢で仕事を振ってくれます。そのおかげで部活でも飲食店のバイトでも、集中できる環境をつくってくださっていることに感謝しています。ただ、やると言った仕事はこなさなければ怒られます(笑)自分が「ここは集中したい」と言ったら、自分でもそうできる状況を作らなければならないということです。いままで人に甘えきって生きてきたので、自立して生きていく為のノウハウを教わったことは、ここで働いてよかったと思う点のひとつです。」

リスペクトで稼いだお金で、新しいパソコンも購入。「新しいMacのおかげで仕事の効率が上がったし、娯楽としての使用でもめちゃくちゃ変わった」という。この半年間の実務を経て、デザインに対する思いはますます強まってきたという。

「デザインはセンスが問われると思われがちですが、実はそうでもありません。論理的に組み立てるものだと思っています。なので、勉強すれば誰でもできるようになります。

ぼくもまだまだ勉強不足なので、一緒に勉強する仲間がほしいと思っています。興味のある人は是非、一緒に勉強してみませんか?」