大学2年生の春に友人に紹介され、彼はリスペクトの総務部で働きだした。「総務の仕事って本当に多岐に亘るんです。備品の買い出しやトイレ掃除から、ラボの指導スケジュールを作成、会社経営の基盤を担うお金の管理までしています。気づけばいつも会社のためにあらゆる業務を行っているイメージですかね、総務部って家の中で言うとお母さん的な役割なのかもしれません。」

彼はリスペクトの総務として働き始めて次第に仕事への責任と面白さを覚えた。それはリスペクトが学生主体で運営されているからである。

「普通学生のアルバイトって、自分の空いてる日時を申告すればバイト先からシフトが送られてきますよね。しかし、僕はその“バイト先”の仕事をしているのです。教師に指導できる日時を聞きながら、生徒の状況に合わせて彼らのシフトを決定しています。そして教師たちの給与を算定しなけれなりません。これって学生のうちから中々経験できないですよね。ですが、責任は重大です。彼らに支払う金額やお客様から頂く金額に間違いがあると信用問題につながります。働いた分だけ給与がもらえる、適切な金額が請求される、これは至極当たり前のことですが、その当たり前のことを当たり前にするのって意外と難しいものなんです。ミスは許されません。99点ではダメなんです。常に100点を目指さないと。僕は日々、総務部が機能しなければ会社は回らないという責任感とそれに伴うやりがいを感じながら業務を行っています。ただ、生徒と直接触れ合う機会はそれほど多くないので、生徒の中には『あの人だれ?』って思ってる子もいるかも知れませんね(笑)。」

総務部として働き約1年。自分が日々成長していると実感しているという。彼はその例に「簿記」の資格取得を挙げた。

「大学1年の頃、何となく就活で役立ちそうだから、という理由で簿記3級の勉強を始めました。独学で勉強していたのですが、途中でつまずいしまいすぐに諦めてしまいました。 しかし、総務部としてお金の管理をする上では簿記の知識は必要であると考え、再び挑戦する機会を与えてもらいました。幸いにもリスペクトの代表が簿記に詳しかったので、不明点は代表に聞きながら勉強できる環境がありました。こうして、大学の授業とリスペクトでの業務と並行しながら簿記を勉強し、無事に3級に合格できました。リスペクトでは簿記で得た知識は実際の仕事に活かすことができます。勉強したことをアウトプットできる場所があると感じ、実際に勉強する意欲も高まります。業務を進めるにつれて簿記2級の取得の必要性を感じるようになり、それに向けて現在勉強しています。。」

また、自分の性格も変えられたという。

「自分はもともと、自分の意見を強く主張できない、遠慮しがちな性格で、それは自分の短所であると思っていました。変えようと思っても中々変えられるものではありませんでした。しかし必然的に議論をせざるを得ない環境があるのです。」

リスペクトでは仕事をしていく上で他部署と関わる必要があるため部署間での情報共有や複数部署が合同してプロジェクトを展開することがあるのである。

「時には議論が白熱しすぎることもあります(笑)ですが、これは互いがプロジェクト成功させようと真剣に考えている証拠。ひとたび仕事が終われば、みんなでご飯を食べに行ってわちゃわちゃしています。仕事も遊びも真剣だからこそ、楽しいんです。」

彼は総務部の日々の業務に喜びややりがいを見出しているようだ。「総務部の業務は教育に直接関わるものではないですが、それながらも生徒の成長に関われていることに喜びを感じながら日々過ごしています。だからこそ「生徒と教師の何気ない『あ、点数上がったね』のような会話を小耳にはさむだけでも嬉しくなりますし、それを聞き続けることが僕自身の目標とも言えますね。また、自分が裏方の業務に徹して会社が成長し、スタッフ全員が満足感を得ながら働いていけるのであればこれも自分の喜びになります。」最後にリスペクトで充実した日々を過ごす彼から大学生へのメッセージをもらった。「何よりも限りある四年間の大学生活を充実したものにしてほしいです。四年間過ごし、卒業した後に『何を得たんだ?』と悩んでほしくない。先ほども言ったように僕は既にリスペクトで1年間を過ごした中で自分の成長を感じることができましたし、今後それが止まることはないと思います。この会社に少しでも興味が湧いたのであればまずは事務所に来てほしい。ここで過ごしていけばきっと自分のように日々成長を実感し、卒業時には達成感や充実感を得ることができると思います。」