リスペクトではいままで、数多くの家庭教師が在籍してきたが、その中でも彼は、指導を一番楽しんでいる教師だ。優しい口調で生徒に語りかけながら行う指導がとても印象的である。もともと、前々から大学生になったら家庭教師をやろうと決めていたそうだ。

「中学生くらいの頃には、勉強を教えることって面白いなと思っていたんです。『勉強はこうやれば楽だ』という自分なりの考えがあったので、友だちに勉強のことを聞かれたときにはそのやり方を教えたりしてました。そうやって自分の勉強方法を教えていくうちに、少しずつ教えることが楽しくなっていったと思うんですよね」

彼が家庭教師として働くのにリスペクトを選んだのは、「どこよりも親切だから」だったという。その例として、まず彼は「リスペクト・ラボ」(以下「ラボ」)を挙げた。ラボは、学習習慣の定着が難しいお子様のためにリスペクトが運営している塾で、家庭教師が生徒に出した宿題の演習や、指導で取りこぼした点のサポートを行い、家庭教師の指導を総復習してくれる。

「週1回の家庭教師の指導だけだと、教師がいない間生徒が勉強しないというのはよくあることだと思うんですが、リスペクトは、宿題をやる場としてラボを用意してくれている。これは生徒がちゃんと勉強できるようにもなるし、家庭教師の負担軽減にもなるので、いいなと思ったんです。まわりの友人にも家庭教師をやっている人はいますが、単独で指導をしている人が多いし、だからなのかはわかりませんが、僕の周りでは半年以内で切られてしまう人が多い。実際に働いてみて、家庭教師どうしや代表との関わりがあって、情報交換が気軽にできるというのもいいなと思いました。」

研修を終えた彼は、ラボにて数多くの生徒の指導を担当するようになる。そこでの指導能力が評価され、担当した一人の生徒と家庭教師に抜擢された。

「ある日突然代表から電話がかかって『家庭教師をやってみないか?』と訊かれたんです。初めての案件は願ってもない話でしたが、それと同時に不安もありました。本当に自分に務まるだろうか、結果を出すことができるだろうか…って。代表や先輩教師に背中を押してもらい、やっと踏ん切りをつけられた感じです」

彼はすでにその生徒を半年以上指導しているほか、4人の生徒の家庭教師を行っている。

「家庭教師をやっていてよかったなと思うのは、生徒の点数が上がったときですね。点数が上がったこと自体というより、そこから親御さんや生徒さんが喜んでくれる。教えてるから感謝してくれる、というのではなく、結果が出たことに感謝してくれる。そういう反応が僕自身にとっても一番嬉しいです。いつもは寡黙で、あまり自分の思いを表現しないタイプの生徒さんでも、嬉しそうな表情が見られるときもあります。」

その一方で、家庭教師やラボの教師としてより関わる生徒の数が増える中で、さまざまな課題が見えてきたそうだ。

「自分がどこがわからないかうまく話せないし、僕がそこを見つけて指導しても、本当にわかっているのかどうか、自分で表現できない生徒さんがいるということに気づきました。そういう子と話すときには、一番は相手のペースに合わせて、言いたいことを言えるまでずっと待ってるようにして、相手が言いたいことを遮らず、聞いてから話すようにしたり、スタイルを変えています。でもそういう風にじっくり生徒の話を聞きながら指導したり、やりたいことができるのは家庭教師ですね。逆にラボでの指導は、1人の教師が複数人の生徒の宿題をみることが多いので、一人ひとりじっくりと、とはいきません。限られた時間の中で、すべての生徒と最高の関係を作っていかなくてはいけないんですよ。これには苦労しました。短時間で生徒全員の心をつかみ、担当教師の出す課題をクリアするための方法を頭をフルに使って考えるラボでの指導はめちゃくちゃ大変なんです。この経験が教師としての自信につながりましたね。」

最近では、学習塾事業部(主にリスペクト・ラボの運営や指導を行う部署)の部長に任命され、特にリスペクトの指導理念や、それを反映したシステムの構築に関わる仕事を任されている。

「最近は、様々な講座のコンセプトを考えたり、指導方法のベースをまとめたマニュアル作りなんかもしています。リスペクトは代表以外全て学生で運営していて、会社をより良くしようとみんなが必死なんです。これから新しく入ってくる教師のみなさんに、(リスペクトに)入ったことを後悔させたくない!という思いがあるので。

これを読んでいる大学生のみなさんがリスペクトに入ったら、リスペクトでしかできないことを体験して、楽しみながら取り組んで欲しいです。学生のうちから会社の根幹で仕事に取り組んでいけるというのはなかなか経験できないし、家庭教師として指導するときも、リスペクト・ラボというサポートがある。そういったリスペクトの特徴を『いいな』って思ってくれる人にこそ入って欲しいと思います。教えることにアツい人は是非、リスペクトに入って、この会社ならではの働きかたを満喫してください!